親子三人、グァテマラに住む |
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移住前 |
退職私は、米国に移住して最初に得た職は1年で辞めてしまったが、2つ目の会社 には、結局米国を去る3日前まで在籍して、8年間勤めた。入社した時は、設 立後3、4年の小さな会社だったので、辞める時にはけっこう古株になってし まっていた。同じ古株の人達との間では、いろいろ苦楽を共にしたこともあり、 それなりになごりおしいものはある。 米国の会社では、人は3、4年くらいでどんどん転職していくので、人間関係 は非常にドライであるというような話はよく聞く話であろう。たしかに、そう いう側面は強い。それでも日本とは違って家族ぐるみで会社のイベントを共有 するのが当然というところもあり、(会社の宴会で一人だけ飲んで楽しんで帰 るという日本ではあたりまえのことは、まずありえない)長年勤務になる人の 間では、家族も含めての知合いになる場合が多い。 そういう関係で家族ぐるみで仲のいい人達も何人かいるが、やはり移民同士の 方がつき合い易いせいか、そういう人はみんなよその国から来た人ばかりだ。 将来、それぞれの母国を旅行してそこで会おう、という様な話になったが、一 つでも実現したらきっと楽しいだろう。 私は、半年以上前から自分の計画を会社の上部には話してあったので、退職を めぐるゴタゴタは別になかった。インド人社長が、しきりにニュービジネスを 一緒にやろうと持ちかけてくるが、こっちも社長のことはよく知っているので 安易にそれに乗ったりはしない。 それでも、最後には創業者グループ3人全員そろってニュービジネスの話をし 始めたので、どうも創業者グループは本気でやる気のようだ。再びStart Upの 精神に戻って、新しい事にチャレンジするのに力を貸して欲しいというのなら、 少しおもしろそうではある。どういう展開になるのか、少し状況を見続けるの は悪くないだろう。 退職金などというものは、こちらの会社ではあまり聞かない。日本でも8年程 度の勤続ではたぶん雀の涙であろう。8年間苦楽を共にした一人である、庶務 関係担当の人の裁量で「8年間よく働いてくれてありがとう」という様なこと が書かれた金属板を貼りつけたプレート(アメリカ映画とかで、よく偉い人の 席の後ろの壁に何十も貼りつけてあるのが見える、あれ。)を私に贈ってくれ た。一瞬、「また荷物が増えてしまう」と思ってしまったが、前例のないよう なことをしてくれた事に気持ちを感じたので、大事に持って帰ることにした。 税金上の優遇がある年金の積み立ては行っていたので、その金を処理しなけれ ばいけない。60歳までは使えないタイプの口座に置いておかないと20%のペナ ルティ金を取られてしまう。金に困っているわけでもないので、その手の口座 に置いておいて60歳になってから引き出そうかと思うが、60歳というのはまだ ずいぶん先だから、「ちゃんと引き出せるのだろうか」という不安が少しある。 存在を忘れてしまってアメリカ政府に没収されたりするのは嫌だから、この金 を全部降ろすまでは絶対に老人ボケにならないようにがんばろう。 (2007年03月30日) |
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